お母ちゃんが私を産む前に働いていたお寿司屋さんで
百日のお食い初め式とやらをしました。
お食い初めは一生食べ物に困らないようにと願いを込めてするそうです。
これはお店の名物、備前ばらずし。
お店に入った途端にお母ちゃんと私はたくさんの人に囲まれて
私はみんなに「髪がフサフサじゃなー」と言われました。
他に褒めるところは??
そしてお座敷に入るとお母ちゃんからもらった食器に
お料理がちょこんとのっていました。
お赤飯だけはお母ちゃん製。
お母ちゃんが「ひまりが初めて口にするものは私が作りたい」って。
おやおや、私の料理だけみんなのより少ないぞ!?
最近太り気味だから?
ねぇねぇねぇ。
みんながいただきますをする前に
おばあちゃんが私の口に何やら先のとがったものを持って来ました。
私が口を開けると
「この子はよく食べるようになるよー。」とお店のおばちゃんが言いました。
この二重あごを見れば一目瞭然でしょうに。
でも、小石は要らないよぉ。
こんな盛大なイベントを開いてもらって言うのもなんですが
当面の間、私が食べ物に困るか困らないかは
お父ちゃんの手腕にかかっているのです。
がんばれ!父ちゃん!